新座市

久保田チェンバロ工房

埼玉回遊

国内有数のチェンバロ工房

埼玉県は、実はチェンバロの名産地。 新座市の「久保田チェンバロ工房」は、1981年創業、実績も製造台数も日本一を誇る工房です。実際にチェンバロを製作している工房と、試奏用・練習用に無料で貸し出しているスタジオを代表の久保田彰(くぼたあきら)さんにご案内いただきました。ピアノよりも歴史が古く、もともとは宮廷文化のなかで生まれたチェンバロは、見るだけでも美しい細やかな装飾が施され、弾くと優しく豊かな音色が響きます。世界の楽器の収集家でもある近藤さんは、その音色に感激。形も大きさも装飾も様々なチェンバロに触れ、その仕組みを学び、製作過程を見学し、チェンバロ愛を深めました。

久保田チェンバロ工房

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近藤良平からのコメント

近藤良平

楽器本体の組み立てにネジや金具を一切使わず、高い木工技術が必要とされるチェンバロ。楽器を作るための技術がいかに重要かということを今日学びました。楽器づくりは、音楽を人に届ける、その心臓部。それを確かめられてなんだか嬉しくなりました。チェンバロは今では聴くことのできない16世紀の音を甦らそうとしている。とてもロマンチックな話です。楽器が生まれるというのは美しいことですね。

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