埼玉回遊とは
埼玉回遊のきっかけは、まだ見たことのない埼玉に住む素晴らしき人々に会いたいという気持ちから始まりました。そして思った以上に、たくさんの人々に会うことになりました。そして埼玉の土地の広さを実感しました。
舞台上は舞台前、上手、下手、舞台奥、センターとそれぞれ役割があります。それとは違いますが、東西南北にのびる埼玉の広い土地の様々な「場所」で、人々は暮らしています。そのそれぞれの「場所」は、生活の場であり、活動の場であり、表現の場です。川のあるところで人はものづくりをはじめ、山のあるところで狩をし、鉄をたたき、田畑には種子を蒔きます。 先日訪ねた、さきたま古墳には、そこにはもうなにもないのに、生活のすべてがあるような気がしてきました。長い時間の単位では、やがてすべてガラガラと…亡びていくものかもしれないが、その一刻一刻に人間の強い思いが、時の中に記されています。そんな今と昔をつなげる、土地をつなげる、人と人をつなげる。そんなところに埼玉回遊があります。
近藤良平
埼玉回遊のこれまでとこれから
- 回遊先募集 応募数 123件
- 近藤良平による選定
- 回遊実施 回遊先 25箇所
- ショートフィルム制作 近日公開 序章&全5編
- 埼玉回遊<特大号!>上演 2024年 3月9日・10日
回遊先紹介
2023年に皆さまから他薦でご紹介いただいた123件の中から、近藤良平が選んだ25件を訪問。2024年も「埼玉回遊」は続きます。埼玉県内各地で見たもの・出会ったもの。これまでの全回遊先をご紹介!
ショートフィルム
埼玉回遊の様々な新しい出会いからインスピレーションを得て、埼玉の皆さんとともに序章&全5編のショートフィルムを創作。
登場人物も物語もロケ地も、すべて埼玉回遊での出会いがきっかけとなり決まりました。
埼玉の「今」を新たな視点で映し出すショートフィルムです。
舞台公演
2024年3月、彩の国さいたま芸術劇場はリニューアルオープンしました。
劇場のリニューアル記念公演となった舞台『埼玉回遊<特大号!>』。
埼玉回遊で出会った方々にご出演いただき、また、舞台美術や衣裳を創作いただき、1時間30分の作品が完成しました。