開館20周年記念の記事が載った「埼玉アーツシアター通信」の写真に、横断幕を背にして写りこみました。大好きな劇場の節目に自分がいることができたと今でも嬉しく思います。さて、その数年後に再就職した印刷会社でのこと。ある日、隣の席のパソコン画面に馴染みのある「アーツシアター通信」の表紙があったので、同僚に尋ねると印刷データの修正をここでしているという返事が。思わず「私、前に載ったことがあります!」と言うと、その号もその同僚が手がけていたことがわかりました。時と場所を超えた何という偶然でしょう。これがきっかけで職場に馴染むことができました(これも劇場のおかげです)。シェイクスピア・シリーズから通い始めたさいたま芸術劇場。最近は身近な存在に変化していると感じます。観たくなる演目がかかる劇場がわが街にある、なんて素敵なことでしょう。新たな出会い(演目)を期待して、これからも通います。