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公演情報
performance information

彩の国さいたま芸術劇場

演劇

さいたまネクスト・シアター リーディング公演『作者を探す六人の登場人物』

さいたまネクスト・シアター リーディング公演『作者を探す六人の登場人物』

2020年
12月25日(金)18:30
12月26日(土)13:30
12月27日(日)13:30

 

【重要】財団主催公演│新型コロナウイルス感染症対策とご来場の皆さまへのお願い

一般発売

2020年11月22日(日)

メンバーズ発売

2020年11月21日(土)

チケットの購入方法

当日券あり

さいたまネクスト・シアター×小川絵梨子がついに実現!
ネクスト・シアターによる緊急企画、開催決定!!

 

挑むのは20世紀を代表するイタリアの劇作家ルイージ・ピランデッロの代表作『作者を探す六人の登場人物』。芝居の稽古をしている舞台に喪服を着た六人の人物が突如現れ、「私どもは作者を探しております」と告げるところから始まります。未完のまま放り出された「登場人物」たち。果たして彼らの目的は何か? この劇は喜劇なのか、悲劇なのか? 現代演劇の扉を開いたといわれるこの名作にネクスト・シアターが挑戦します。注目の演出家との初タッグはリーディングの枠を超える舞台を作ることができるのか? この出会いはどんな化学反応を起こすのか――

あらすじ

幕が開くとそこは舞台で、演出家と数人の俳優たちが芝居の稽古をしている。すると突然、喪服姿の六人の奇妙な人物が現れる。「父親」「母親」「父違いの娘」「息子」、そして男女二人の「子供」たちである。
父親の話によると、彼らは作者に拒絶され見捨てられた登場人物であって、自分たちの悲劇を完成し、上演してくれる新しい作者を探しているのだという。はじめは相手にしていなかった演出家も、六人の過去が明らかになるにつれ、次第に興味をそそられていく。そして…

公演インフォメーション

公演日時

2020年
12月25日(金)18:30
12月26日(土)13:30
12月27日(日)13:30

会場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

ルイージ・ピランデッロ

翻訳

白澤定雄

演出

小川絵梨子

出演

周本絵梨香 鈴木彰紀 竪山隼太 手打隆盛 堀 源起 松田慎也 茂手木桜子 
中西 晶 續木淳平 阿部 輝 井上夕貴 佐藤 蛍 銀ゲンタ 鈴木真之介 髙橋英希
髙橋玲生 木村日翠

主催・企画・制作

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

チケットインフォメーション

当日券あり

料金
(税込)

【全席指定】
一般 3,000円/メンバーズ 2,700円/U-25 2,000円

*未就学児の入場はご遠慮ください。
*車椅子でご来場の方はSAFチケットセンターへご連絡ください。
*U-25:公演時、25歳以下の方が対象です。入場時に身分証をご提示ください。

※営利目的でのチケットの購入、転売は固くお断りいたします。

発売日

【一般】2020年11月22日(日)
【メンバーズ】2020年11月21日(土)

プロフィール
PROFILE

ルイージ・ピランデッロ

劇作家、作家、詩人。1867年イタリア、シチリア生まれ。若い頃より詩作を始め、1889年から1912年まで7冊の詩集を出す。小説は1893年から書きはじめ、211編の短編小説の他、長編小説『故マッティーア・パスカル』『一人はだれでもなく、百万人』などがある。戯曲は1915年ごろからシチリア方言劇を書き、その成功に励まされて、『作者を探す六人の登場人物』(1921年)で世界的な成功を得た。「ローマ芸術劇場」劇団を結成して、ヨーロッパ、南米を巡業。戯曲は43編。1934年ノーベル文学賞受賞。

小川絵梨子(おがわ・えりこ)

2004年、アクターズスタジオ大学院演出部卒業。06~07年、平成17年度文化庁新進芸術家海外派遣制度研修生。18年9月より新国立劇場の演劇芸術監督に就任。近年の演出作品に、  『じゃり』『ART』『タージマハルの衛兵』『死と乙女』『骨と十字架』『WILD』『熱帯樹』『スカイライト』『出口なし』『1984』『マクガワン・トリロジー』『FUN HOME』『The Beauty Queen of Leenane』『死の舞踏/令嬢ジュリー』『RED』『スポケーンの左手』など。

さいたまネクスト・シアター

「次代を担う若手俳優の育成」を目的に2009年に蜷川幸雄が立ち上げ、以降公演を通した実践的な俳優育成を行っている若手演劇集団。2008年12月に1,225名が応募し、オーディションを勝ち抜いた44名で始動。第2回公演『美しきものの伝説』(2010)、第3回公演『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」』(2012)で2作品連続して読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。14年はさいたまゴールド・シアター『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』で3カ国5都市を巡るワールドツアーに参加。第6回公演『リチャード二世』(2016)では、第3回ハヤカワ『悲劇喜劇』賞を受賞。同作が15年、「クライオーヴァ国際シェイクスピア・フェスティバル」より招聘を受け上演。17年、さいたまゴールド・シアター第7回公演『薄い桃色のかたまり』でもゴールド・シアターとの見事なコラボレーションをみせ、高い評価を受ける。2018年よりスタートした世界最前線の演劇シリーズ、第1弾『ジハード-Djihad-』、第2弾『第三世代』、第3弾『朝のライラック』が好評を博した。観る者の感情を揺さぶるドラマ性を持った古典戯曲と、現代のナイーブな若者たちの肉体や感性を結びつけ、普遍的でありながら同時代性を持った稀有な作品を生み出し続けている。

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「埼玉アーツシアター通信」No.90

P.4-5 文化や時代を越えて届く、 普遍的な作品に さいたまネクスト・シアター リーディング公演『作者を探す六人の登場人物』小川絵梨子Interview 取材・文◎上野紀子(演劇ライター) Photo◎宮川舞子
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