理事長ごあいさつ
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2021年1月

新年のごあいさつ

(公財)埼玉県芸術文化振興財団理事長 加藤容一

新春を寿ぎ、謹んでお慶び申し上げます。

昨年、突然世界を襲った未曽有のコロナ禍の中、皆様はどのような新年をお迎えされたでしょうか。
当財団も、昨年は新型コロナウイルスへの対応で大きな影響を受けた年となりました。
2月28日に彩の国シェイクスピア・シリーズ「ヘンリー八世」の途中休演を余儀なくされ、その後、多くの公演や事業が中止、延期となりました。また、利用者の方からの利用中止も相次ぎました。その後、4月5月の休館後、再開はいたしましたが、なかなか施設の利用などは戻りませんでした。

財団では、お客様への感染はさせない、財団職員はじめスタッフも感染しないよう、除菌や消毒、体調管理など考え得る感染防止策を実施しました。また、感染防止のための利用ルールを策定し、これを徹底することで皆様に安心感を持っていただくようにしました。秋以降は、徐々に施設の利用などは増加してきましたが、例年水準には戻っておりません。
この間、利用者の方や公演や事業を楽しみにされていたお客様には、ご心配とご迷惑をおかけすることになり心苦しい日々でした。一方、多くの励ましと、ご理解の言葉をいただいたことは、状況の変化に不安を感じていた職員・スタッフにとり、大変心強いものであり感謝申し上げます。さらに、芸術文化が人の心に安らぎと勇気を与える力を持っているとの声をたくさんいただき、芸術文化活動を継続させることの意義を強く感じました。

新しい年になりましても、新型コロナウイルスの猛威は衰えることなく、かえって拡大しているとの状況にあります。芸術文化の楽しみ、心の満足を得る機会を奪われ、何とも言えない不安感やストレスを感じることが増えているのではと思います。アーティストや芸術文化に関わる方々からは表現する場を求める思い、そして、舞台芸術を愛する人々からは心に響く公演の開催を求める声も伝わってきます。今こそ公共劇場の使命を思い浮かべ、芸術文化の持つ力である「人の心の安寧とやさしさを醸成する力」を信じ、これらの声に可能な限り応え、活動を行ってまいりたいと思っております。

皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

2021年1月
公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団理事長
加藤 容一

[プロフィール] (かとう・よういち)

1978年4月 サッポロビール株式会社入社
サッポロ不動産株式会社代表取締役社長
サッポロホールディングス株式会社常務取締役
株式会社さいたまアリーナ代表取締役社長などを歴任
2020年6月 (公財)埼玉県芸術文化振興財団理事長就任

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