Part. 2 ピアノ・ リサイタル『革新のベートーヴェン』
2025年11月24日(月・祝)15:00開演
彩の国さいたま芸術劇場
エトワール・シリーズ プラス 務川慧悟 Part. 2 ピアノ・ リサイタル『革新のベートーヴェン』
Part. 2 ピアノ・ リサイタル『革新のベートーヴェン』
2025年11月24日(月・祝)15:00開演
一般発売 | 6月28日(土)10:00 |
メンバーズ発売 | 6月21日(土)10:00 |
フランス語で「星」を意味する「エトワール」。これまで若手アーティストの中でも特に輝きを放つ才能を紹介してきたシリーズ企画が、2024年より新たな展開を開始。「エトワール・シリーズ プラス」では、ピアノをはじめとしたさまざまな楽器が登場し、アーティストが「リサイタル」と「室内楽」という異なるスタイルで意欲的なプログラムに挑みます。シリーズ第2弾は、若手の中でも類まれな知性と感性で注目を集めるピアニスト、務川慧悟。今回のリサイタルでは、「革新のベートーヴェン」と題し、3つのピアノ・ソナタを軸に、その音楽の変遷と挑戦の軌跡を辿ります。
務川慧悟さんからコメントをいただきました!
ベートーヴェンの音楽は、古典派音楽という語のイメージからか「厳格な」音楽とのイメージを持たれる向きも多いように思いますが、同時に彼は音楽の中で様々な変革と挑戦を行った、真の「革新者」でもありました。ピアノによる新たな響きを追究した「月光ソナタ」はもちろんのこと、まるでシューマン的ロマン派の先駆けとも言えそうな美しき第28番ソナタ、そして、その歩みを更に一歩押し進めた最後のソナタ第32番では、破壊と融合の狭間…形式の垣根を超えた特別で宇宙的な世界へと辿り着きます。そこには、いわゆる現代音楽の幾つかの萌芽のようなものすら、既に感じることができます。今回のプログラムでは、これら3つのベートーヴェンのピアノ・ソナタに、シューマンとラッヘンマンの作品を挟み込み、ベートーヴェンの革新の音楽に迫ります。
―務川慧悟
日時 | 2025年11月24日(月・祝)15:00開演 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール |
出演 | 務川 慧悟(ピアノ) |
プログラム | ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」 |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
助成 |
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後援 | 一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) |
託児サービス | 0歳6か月以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。 【託児お申し込み先】 |
料金 (税込) |
【全席指定】 *U-25・・・公演時、25歳以下の方対象/ご入場時、身分証明書をご提示ください。 |
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発売日 | 【一般】6月28日(土) 【メンバーズ】6月21日(土) |
2021年世界三大コンクールの一つである、エリザベート王妃国際音楽コンクールにて第3位受賞。2019年にはフランスで最も権威のある、ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールにて第2位受賞。長い歴史と伝統のある2つの国際コンクールの上位入賞で大きな注目を集め、現在フランスを拠点に協奏曲、ピアノソロ、室内楽と幅広く演奏活動を行っている。レパートリーはバロックから現代音楽までと幅広く、各時代、作曲家それぞれの様式美が追究された演奏、多彩な音色には定評がある。また現代のピアノのみならず、古楽器であるフォルテピアノでの奏法の研究にも取り組み造詣を深めている。
2022年NOVARecordより『ラヴェル:ピアノ作品全集』をリリース、同CDは2024年Etcetera Recordsより再リリースされ、「Le Monde」紙などで取り上げられ高い評価を得た。CDリリース記念の浜離宮朝日ホールで開催された4日間のリサイタルは全て完売、翌年同ホールで5日連続公演を行い、緻密なプログラム構成、実験的な演出などは多くのファンを魅了した。
これまでにフランス、ベルギー、スイス、ラトビア、ドイツ、イタリア、ポーランド、オランダ、中国、台湾、韓国等にて演奏会を開催、プラハ・フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立管弦楽団、ロレーヌ国立管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団等と共演。
また、自身の編曲による《ラヴェル:マ・メール・ロワ》のピアノソロ版の楽譜をMuse Pressより出版している。
第33回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。第33回出光音楽賞受賞。
公式サイトhttps://keigomukawa.com/