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公演情報
performance information

彩の国さいたま芸術劇場

音楽

ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル

ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル

2025年6月14日(土)15:00開演
彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

一般発売

2025年2月1日(土)10:00

メンバーズ発売

2025年1月25日(土)10:00

ショスタコーヴィチ没後50年記念 才気煥発のピアニストが贈る名作《24の前奏曲とフーガ》

2010年のショパン国際ピアノ・コンクール優勝で一躍注目を集めたユリアンナ・アヴデーエワ。その後も絶え間ない探究心と多彩なアイデアをもって演奏活動を展開し、その圧倒的なテクニックと唯一無二のピアニズムで世界中の聴衆を魅了してきたピアニストが、いよいよ彩の国に登場します。今回披露するのは、ショスタコーヴィチのピアノ作品の中でも壮大な規模を持ち、ロシアの古い民謡をはじめ、多彩な様式や彼ならではの表現が詰め込まれた傑作《24の前奏曲とフーガ》(全曲)。1950年、ライプツィヒでのバッハ二百年祭に赴いた際に着想されたこの作品はJ. S. バッハ《平均律クラヴィーア曲集》同様に24のすべての調性を網羅、演奏時間は実に約2時間半に及ぶ大作です。作曲家の没後50年を迎える今年、アヴデーエワはこの作品の新譜を発表するとともに、ドイツやスペイン他、ヨーロッパ各地で全曲演奏会を開催します。日本での全曲演奏は彩の国公演のみ。どうぞお聴き逃しなく!

 


ユリアンナ・アヴデーエワさんからメッセージ動画

皆さん、こんにちは! ユリアンナ・アヴデーエワです。6月14日にさいたま芸術劇場で、他に類をみない本当にユニークな曲集―ドミトリー・ショスタコーヴィチ《24の前奏曲とフーガ》作品87を演奏できることを、心から嬉しく思っています。彼は1950年にライプツィヒを訪れた後にこの曲集を作曲しました。J.S.バッハの音楽から影響を受けているのは間違いありませんが、作品自体は明らかに20世紀の音楽であり、世界や彼自身の人生についてのとても個人的なメッセージが込められています。
6月14日にさいたま芸術劇場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
それでは、また!

ユリアンナ・アヴデーエワさんからメッセージ動画

公演インフォメーション

日時

2025年6月14日(土)15:00開演(18:00終演予定)

会場

彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

出演

ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)

曲目

ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ 作品87 (全曲)

主催

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

助成

文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

託児サービス

0歳6か月以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております)

【託児お申し込み先】
株式会社明日香
お電話又は問合せフォームへご連絡ください。
[電話] 0120-165-115(予約受付:土・日・祝を除く10:00~17:00)
[問合せフォーム] https://ws.formzu.net/dist/S8221706/
※お子さま1人につき2,000円の負担金をいただきます。
※公演1週間前の17:00までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

チケットインフォメーション

料金
(税込)

【正面席】
7,000円(メンバーズ 6,500円)

【バルコニー席】
5,000円(U-25 2,500円)

*U-25チケットは公演当日25歳以下の方が対象です。入場時に身分証明書をご提示ください。
※バルコニー席は一部ステージが見づらいお席となります。予めご了承ください。

発売日

【メンバーズ】2025年1月25日(土) 10:00
【一般】2025年2月1日(土)10:00

プロフィール
PROFILE

ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
Yulianna Avdeeva, piano

profile

気高い情熱とヴィルトゥオジティを併せもつピアニスト、ユリアンナ・アヴデーエワは、2010年に第16回ショパン国際コンクールで第1位に輝き、コンクール史上、マルタ・アルゲリッチ以来45年ぶりの女性優勝者として国際的に名を挙げた。アヴデーエワの「深みと彩りに満ちた」演奏は、その「揺るぎないテクニックはもとより、ひたむきな情熱と音楽性によって常に抜きん出ている」(英紙『ザ・テレグラフ』)と評されている。また2022年には、米紙『ピッツバーグ・ポスト=ガゼット』上で「勇猛果敢な女性ピアニスト」と称された。

完売となった2023年のカーネギーホールへのデビュー・リサイタルののち、アヴデーエワは2024年10月に同ホールの舞台に再び立ち、リストの名曲《ロ短調ソナタ》を含むショパン&リスト・プログラムを披露。

2025年春には、ショスタコーヴィチの没後50年を記念し、ライプツィヒのゲヴァントハウスで《24の前奏曲とフーガ》の演奏を予定している。さらにベルリンのピエール・ブーレーズ・ホール、バルセロナのカタルーニャ音楽堂(Palau de la Música)、マドリード、オストラヴァ(チェコ)、ゼオン(スイス)でも《24の前奏曲とフーガ》を奏でる。

幅広いディスコグラフィを誇り、2023年リリースのアルバム『Resilience(復活の力)』にて、政治に翻弄され不穏な時代を生き抜いた作曲家(シュピルマン、ヴァインベルク、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ)にオマージュを捧げた。最新盤は、ショパンの晩年の作品を集めた『Voyage(ボヤージュ)』(2024)。2025年春にはショスタコーヴィチの《24の前奏曲とフーガ》を収めたアルバムを発表予定(以上3点はPENTATONEレーベルからのリリース)。

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「埼玉アーツシアター通信」No.114

P.12 ユリアンナ・アヴデーエワ ショスタコーヴィチ没後50年記念 才気煥発のピアニストが贈る名作 《24の前奏曲とフーガ》文=増田良介(音楽評論家)
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