埼玉会館

シネマ・イベント

彩の国シネマスタジオ 埼玉会館上映会
『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』

2022年12月
 19日(月)10:30/14:30/18:30
 20日(火)10:30/14:30/18:30

 

★20日(火)14:30の回上映終了後、アフターセミナーあり。

 

※18:30の回は、新型コロナ感染症拡大の状況により、上映中止となる場合がございます。来場前に電話またはホームページ等でご確認ください。

 

【問い合わせ先】 埼玉映画ネットワーク048-762-9407

 

※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制

 

 

第二次世界大戦前夜のロンドンで、ポーランド系ユダヤ人の天才ヴァイオリニストが、21歳を迎えて開催された華々しい国際的デビューコンサートの当日、会場に姿を現さず突然行方知れずとなった。35年間音信不通だった彼の行方を追う手掛かりに出会った幼馴染が、彼を探す旅に出る。

原作は、クラシック音楽の研究家で評論家、作家でもある英国人のノーマン・レブレヒトの小説「The Song of Names」。レブレヒトにとってこの小説は「喪失にどう対処するか」を描く作品で、「生きていく中で、誰の身にも起き得ることだ」と語る。

メガホンをとったのは『レッド・バイオリン』『シルク』の名匠フランソワ・ジラール。映画だけにとどまらず、シルク・ドゥ・ソレイユのステージ、さらにはオペラや演劇までそのダイナミックな創作領域を広げる世界屈指の演出家だ。映画化にあたり「映画と同じくらい、クラシック音楽を熟知している監督」として彼に白羽の矢が立った。

キャストには、アカデミー賞®ノミネート俳優のティム・ロスとクライヴ・オーウェンが豪華競演。映画では、少年期、青年期、中年期の3時代に分けて、主人公のマーティンとルヴィドルを計6人の俳優が演じるが、彼らはその中年期を演じる。彼らを軸に展開する物語にインパクトをもたらすためには、少年期や青年期の二人の関係性をいかに深く表現できるかが重要となるため、その時期を演じる役者の選考は慎重に実施された。

ブルック、バッハ、ベートーヴェン、バガーニーニなどのクラシック楽曲とともに紡ぐ音楽をハワード・ショア(『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ)が担当。彼はこの物語の核となる「名前たちの歌」も作曲した。「名前たちの歌」は、1950年代に最初に歌われたホロコースト跡地トレブリンカで亡くなった人々の全員の名前を詠唱するものだが、ジラール監督は「言葉では表現できないものを伝える最もパワフルな音楽の力」を最大限に活用し、単なる朗読ではなく、祈りのようなシーンを創り出している。ハワードも名演奏家が演奏される楽曲として「名前たちの歌」を創作して応えた。そして21世紀を代表するヴァイオリニスト、レイ・チェンがドヴィドルの演奏吹替えを担当するとともに、「名前たちの歌」では全身全霊を打ち込んだ演奏を披露した。

本作は、美しき旋律に導かれてロンドン、ワルシャワ、ニューヨークを巡る、極上の音楽ミステリーであるとともに、レブレヒトの言葉を借りれば、「何かを失ったとしても、すべてが失われるわけでないという希望の物語」だ。

あらすじ

第二次世界大戦前夜のロンドン。9歳となったマーティンの家にポーランド系ユダヤ人で類まれなヴァイオリンの才能を持つ同い年のドヴィドルが引っ越してきた。ドヴィドルは父親と共に演奏指導者を探すためにポーランドからやってきたのだが、演奏を聴いたマーティンの父親はすっかりその才能に惚れ込み、彼を預かることにした。マーティン家に息子を託したドヴィドルの父親は、妻と娘の待つワルシャワへと帰って行った。

そして、真面目なマーティンと生意気なドヴィルドは相反する性格や宗教観の違いに戸惑いながらも、やがて兄弟のように仲睦まじく成長していった。

彼らが21歳を迎えたとき、「彼が奏でるのは”神々の音楽”だ」と讃えられる天才ヴァイオリニストに成長したドヴィドルの国際的デビューとなるコンサートが開催されることになった。しかし、演奏当日、彼は会場に姿を現さないばかりか、忽然とその姿を消してしまう。

時は流れ35年経ったある日、地方の音楽コンクールの審査員などで生計を立てていたマーティンは、審査会場でピーターという若い演奏家の仕草を目にする。失踪以来全く音信不通だったドヴィドルのことを片時も忘れたことはなかったマーティンは衝撃を受ける。それはドヴィドルがいつも演奏直前に行うルーティンの仕草だったからだ。

ピーターの指導者こそがドヴィドルではないかと考えたマーティンは、ピーターに話を聴き、手がかりを得るのだった。

マーティンの記憶の中のドヴィドルはいつも自信満々で生意気だった。初めはそんなドヴィドルを嫌っていたマーティンだったが、ナチスドイツがポーランドに侵攻したというニュースを聞き、家族の写真を見ながら涙を流すドヴィドルを励ましたことをきっかけに、二人は親友になっていった。さらに、二人が兄弟のように固い絆を結んだのは、終戦後にドヴィドルの家族が行方不明になった時だった。マーティンの父親がポーランドまで探しに訪れたのだが、発見されたのはトレブリンカ収容所に移送されたという記録だけだった。絶望するドヴィドル。その心の支えとなったのが、明るく優しいマーティンの存在だった。

それなのに、なぜあの日、何も言わずに姿を消してしまったのか?どうしてその後、一言の連絡もないのか?

過去に決着をつけるため、マーティンはポーランドへと旅立つのだった──。

 


 

公演インフォメーション

日時

2022年12月
19日(月)10:30/14:30/18:30
20日(火)10:30/14:30/18:30

※18:30の回は、上映中止となる場合がございます。来場前に電話またはホームページ等でご確認ください。

会場

埼玉会館 小ホール

作品情報

【監督】 フランソワ・ジラール

【脚本】 ジェフリー・ケイン

【原作】 ノーマン・レブレヒト

【音楽】 ハワード・ショア

【演奏】 レイ・チェン

【出 演】 ティム・ロス、クライヴ・オーウェン、ミシャ・ハンドリー、ルーク・ドイル、キャサリン・マコーマック、スタンリー・タウンゼントほか

 

    (2019年/イギリス、カナダ、ハンガリー、ドイツ/113分)

主催

特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク

提携

埼玉会館

必ずお読みください

◆マスクを着用されていない方はご入場いただけません。会場内では常時マスクの着用をお願いいたします。

◆受付時に検温を実施します。37.5度以上の熱があった場合は、入場をお断りさせていただきます。予めご了承ください。

◆新型コロナ感染症拡大防止の対策のため、入場にあたってお名前と連絡先の記入をお願いしています。

◆体調のすぐれない方もご入場をお控えください。

◆こまめな手洗い、手指消毒、「咳エチケット」にご協力ください。

◆客席内、ロビー等での歓談はお控えください。

◆スタッフは検温を実施し、健康状態を確認しています。異常がある場合は業務につきません。また、手指消毒を実施しています。

◆会場内は、法令にもとづき機械設備による十分な換気が行われています。

 

 

チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席自由】

一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・各回入替制・整理券制

*学生証を確認する場合がございます。

 

オンラインチケット予約
SAFメンバーズ会員の方 一般の方

※当日券はご予約いただけません。