埼玉会館

シネマ・イベント

彩の国シネマスタジオ 埼玉会館上映会
『コリーニ事件』

2021年6月
14日(月) 10:30/14:30★/18:30 

※18:30の回は、上映中止となる場合がございます。来場前に電話またはホームページ等でご確認ください。

※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制

★14:30の回終了後、アフターセミナーあり(ゲスト:芝健介さん=東京女子大学名誉教授、ドイツ近現代史)。

 

【重要】彩の国シネマスタジオ/新型コロナ感染症拡大防止対策とご来場の皆さまへのお願い

※上映会は当面のあいだ入場制限を継続する予定です。

 

2019年上半期ドイツ映画No.1!

ドイツにおける最高峰の文学賞であるクライスト賞受賞作家が暴く

“法の落とし穴”

“国家”を揺るがした世界的ベストセラーの待望の映画化!

世紀の裁判で明かされた戦後ドイツの<不都合な真実>とは?

現役弁護士が放つ、リーガル・サスペンスの傑作!

 

 

原作者フェルディナント・フォン・シーラッハは、ドイツで活躍する屈指の現役刑事事件弁護士だ。彼のデビュー作である短編小説『犯罪』は、ドイツで45万部を超える大ベストセラーとなり、世界32か国で翻訳、クライスト賞(ドイツ最高峰の文学賞)を受賞した。当時日本でも本屋大賞「翻訳小説部門」第1位になるなど大反響を呼んだので、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれない。本作「コリーニ事件」は、現役弁護士として自身で取り扱った事件をベースにした社会派ミステリーを多く執筆してきた彼の初の長編小説である。作中で語られた驚愕すべき”法律の落とし穴”がきっかけになり、出版から数か月後の2012年1月には、ドイツ連邦法務省内に「過去再検討委員会」が設置され、文字通り”国家を揺るがした”小説であり、その待望の映画化が実現した!

監督は、『クラバート 闇の魔法学校』(’08・日本未公開)がドイツで最もヒットした作品の一本となりバイエルン映画賞作品賞を受賞したマルコ・クロイツパイントナー。原作の”正義”というテーマに惹かれたというマルコは、次のように語っている。「具体的に言えば我々がふだん正義と呼んでいるものが本当にそうなのか、ということについて。この作品は”良心”についての物語で、正義のために立ち上がることが人間としてもっとも根源的な義務であるということを示している。そして、いつだってその戦いには意味があるということも・・・・。」

事件の中心人物、コリーニ役を演じるのは、フランコ・ネロ。コリーニはとても孤独で、すべてを表情で表現しなければならない難役であり、イタリア人俳優であるネロにとっては難しいドイツ語の台詞がほとんどであったが、俳優にとってこういう役を演じられることは素晴らしいと引き受けた。主演の新米弁護士ライネンを演じるエリアス・ムバレクは、原作者シーラッハの大ファンで著作はすべて読んでいたが、出演するにあたりシーラッハに会いに行き、プレゼントされたシガレットケースをコリーニにタバコを勧めるシーンを含め、いくつかのシーンに取り入れているので、映画を見る際は、是非楽しんでほしい。

コリーニ事件の鍵は、殺人犯コリーニの動機にあった。ドイツでは殺人罪を、最高刑の終身刑が科せられる「謀殺」と5年以上の自由刑が科せられる「故殺」に区別する。その二つを区別するのは「低劣な動機」の有無だからである。しかし、コリーニは動機を説明しようとせず固く口を閉ざしたのだ。そして、この事件の背景にあるのは、ドレーアー法という「共犯規定における動機について、個々の行為者ごとに判断する」という一見すると理にかなった1968年の法改正であることが明らかにされる。ドレーアー法に隠された真実・・・・・実は、ナチス犯罪に大きな影響を与えるものであったが、成立当時の連邦議会ではそれに気づくものは少なかったのだ。詳細は、本編は見ていただきたいが、これはけっしてドイツだけの問題ではなく、日本も含めたすべての社会に内在する問題でもあることを、この映画を通して気づくことができるだろう。

あらすじ

新米弁護士カスパー・ライネン(エリアス・ムバレク)は、ある殺人事件の国選弁護人に任命される。被告人ファブリツィオ・コリーニ(フランコ・ネロ)は、ドイツで30年以上模範的市民として暮らしていたが、経済界の大物実業家をベルリンのホテルのスイートルームで殺害した67歳の男だった。はじめて手掛ける大きな事件はカスパーのキャリアにとって追い風になるかと思われたが、被害者の実業家は、カスパーの少年時代の育ての親ともいえる恩人であり、さらにその被害者の公訴参加代理人は、大学時代に教えを受けた雲の上の存在である伝説的な刑事事件の弁護士だった。

カスパーは国選弁護人を一時は辞退しようと考えたが、結局、弁護人を受ける決意をする。

証拠もなくコリーニも口を堅くつぐむなか、弁護側にとって裁判はうまく進んでいなかった。しかし、殺人に使われた銃が現在では入手が困難な”ワルサーP38″であると警察官が説明したことをきっかけに大きく事態は動きだす。やがてコリーニの生まれ故郷であるイタリア・トスカーナ州のモンテカティーニを訪れることになるが・・・・・・・。

 


6月14日(月)14:30の上映終了後、映画の背景となるドイツの歴史・社会情勢を含め、ドイツ近現代史を専門とするゲストのお話を聴くことができます(10:30、18:30の回の入場料をお支払いいただいた方も聴講できます)。 

ゲスト:芝 健介(しば・けんすけ)さん

    <東京女子大学名誉教授、ドイツ近現代史>                          

公演インフォメーション

日時

2021年6月
14日(月) 10:30/14:30/18:30 

※18:30の回は、上映中止となる場合がございます。来場前に電話またはホームページ等でご確認ください。

会場

埼玉会館 小ホール

作品情報

【監 督】 マルコ・クロイツパイントナー

【原 作】 フルディナント・フォン・シーラッハ著『コリーニ事件』

【出 演】 エリアス・ムバレク、アレクサンドラ・マリア・ララ、ハイナー・ラウターバッハ、フランコ・ネロほか

       (2019年/ドイツ/123分)

主催

特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク

提携

埼玉会館

必ずお読みください

◆マスクを着用されていない方はご入場いただけません。会場内では常時マスクの着用をお願いいたします。

◆受付時に検温を実施します。37.5度以上の熱があった場合は、入場をお断りさせていただきます。予めご了承ください。

◆新型コロナ感染症拡大防止の対策のため、入場にあたってお名前と連絡先の記入をお願いしています。

◆上映会は当面のあいだ入場制限を継続する予定です。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策についての詳細はこちらもあわせてご確認ください。ご来場の前にご一読をお願いいたします。

 

チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席自由】

一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・各回入替制・整理券制

*学生証を確認する場合がございます。

 

オンラインチケット予約
SAFメンバーズ会員の方 一般の方

※当日券はご予約いただけません。