Vol.98
2022 4月-5月
埼玉会館
2018年8月
30日(木) 10:30/14:30
31日(金) 10:30/14:30
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
"反戦映画の傑作として語り継がれてきた、ジャン・ルノワール監督の不朽の名作”がデジタル修復版で蘇ります!
第1次世界大戦、ドイツの捕虜収容所を舞台に、自由を求め、脱走を繰り返すフランス人将校たちを描く。国民皆兵の総力戦を戦い、一進一退を繰り返す消耗戦となった第1次世界大戦のなかで、騎士道精神が蘇った将校捕虜収容所の物語。
捕虜となるのはフランス、イギリス、ロシア各国の将校たち。それぞれの出自は、貴族、技師、役者、教授、裕福なユダヤ人…。そして彼らを監視するドイツ軍の新兵や老兵たち。様々な国籍と年齢、階級の人々が、戦争が生み出した収容所に邂逅する一大人間絵巻である。
また本作は、『第17捕虜収容所』『大脱走』など、その後に作られた脱走を描いた捕虜収容所映画の原点として多大な影響を与えている。外国語映画として初めて、アメリカのアカデミー作品賞にノミネートされるなど、公開当時から高く評価され、ジャン・ルノワール監督の名を世界に知らしめた作品である。
フランス飛行隊のマレシャル中尉(ジャン・ギャバン)とド・ボアルデュー大尉(ピエール・フレネー)はドイツ軍に撃ち落され、捕虜となる。ふたりは脱走を重ねた挙句、ドイツの古城に作られた将校捕虜収容所に連行される。脱出不可能とされるその収容所は、かつてふたりを追撃したドイツ貴族のラウフェンシュタイン大尉(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)が所長を務めていた。同じ貴族階級のド・ボアルデューと彼は篤い友情で結ばれるが、マレシャルたちの脱走計画は着々と進められていく・・・。
日時 | 2018年8月 |
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会場 | 埼玉会館 小ホール |
作品情報 |
監督:ジャン・ルノワール 脚本・台詞:ジャン・ルノワール、シャルル・スパーク/音楽:ジョセフ・コスマ 主演:ジャン・ギャバン、ディタ・パルロ、ピエール・フレネー、エリッヒ・フォン・シュトロハイム 1937年/フランス映画/白黒/スタンダード/1h54/DCP/日本語字幕:寺尾次郎 原題:LA GRANDE ILLUSION 配給:川崎市アートセンター(10周年記念事業) |
主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 埼玉会館 |
料金 (税込) |
【全席自由】 |
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