新春狂言 万作・萬斎の世界

人間国宝・野村万作と現代劇や映画など多彩に活躍する野村萬斎が率いる
『万作の会』による狂言公演
同時開催の「狂言講座」とあわせてお楽しみください!

 

2020年1月25日(土) 15:00開演

チケットインフォメーション

一般発売

2019年9月21日(土)

メンバーズ発売

2019年9月14日(土)

■番組 


 

■あらすじとみどころ


棒縛(ぼうしばり)

二人の家来が、留守番中に酒蔵の酒を盗み飲んでいると知った主人は、太郎冠者を棒に、次郎冠者を後ろ手に縛って出かけてしまう。それでも酒が飲みたい二人は知恵を絞り、縛られたまま酒を飲むことについに成功する。酔った二人が謡えや舞えやと大騒ぎしていると…。

自由の利かない手で酒蔵の戸を開けたり、舞を舞ったりと、遊び心に裏付けられた自由さがある作品です。観ているこちらも心楽しくなれる、狂言の代表作の一つです。 。

 

小傘(こがらがさ)

田舎者が村に草堂を建立したのだが、堂守がいないので街道に出て探していると、僧と新発意(しんぼち)(出家して間もない修行中の僧)がやって来たのですぐに連れて帰る。しかしこの二人、実は博奕で食いつめた主従であった。法事が始まると、僧は賭場で聞き覚えた傘の小歌をお経のように唱えて参詣人たちをごまかし、皆が法悦に浸っている内に新発意に施物を盗ませようとするのだが、なかなか上手くいかない。そうしているうちに念仏は益々高揚していき…。

中世ののどかな様子がうかがい知れる曲です。にわか坊主が傘の小歌を、お経のよう唱えるところが一つの聞きどころです。首尾良く事は進むのでしょうか?

公演インフォメーション

日時

2020年1月25日(土) 開演15:00

開演前に狂言講座を開催します!
   開講13:00/ 開場12:30 (約60分を予定)
 出演:深田博治、高野和憲
 ※本公演のチケットをお持ちの方はご参加いただけます。
 ※狂言講座は自由席です。終了後、公演準備が整うまで一旦客席よりご退場いただきます。


 

会場

埼玉会館 大ホール

主催

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

託児サービス

2歳児以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております)

【お申し込み先】
株式会社コマーム
048-256-1666(月~金9:00~18:00)
※お子さま1人につき1,000円の負担金をいただきます。
※公演1週間前までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

 

チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席指定】

*U-25:公演時、25歳以下の方対象/B席対象/SAFチケットセンターのみ取扱い/入場時、身分証明書提示

発売日

【一般】2019年9月21日(土)
【メンバーズ】2019年9月14日(土)

 

プロフィール

profile

野村万作(のむら・まんさく)

1931年生。重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)、文化功労者。祖父・故初世野村萬斎及び父・故六世野村万蔵に師事。早稲田大学文学部卒業。「万作の会」主宰。 軽妙洒脱かつ緻密な表現のなかに深い情感を湛える、品格ある芸は、狂言の一つの頂点を感じさせる。国内外で狂言普及に貢献。ハワイ大・ワシントン大では客員教授を務める。狂言の技術の粋が尽くされる秘曲『釣狐』に長年取り組み、その演技で芸術祭大賞を受賞したほか、紀伊國屋演劇賞、日本芸術院賞、松尾芸能賞、紫綬褒章、坪内逍遥大賞、ベストファーザー賞、朝日賞、旭日小綬章等、多数の受賞歴を持つ。02年早稲田大学芸術功労者として表彰を受ける。08年練馬区名誉区民。17年中日文化賞。『月に憑かれたピエロ』『子午線の祀り』『秋江』『法螺侍』『敦―山月記・名人伝―』等、狂言師として新たな試みにもしばしば取り組み、現在に至る狂言隆盛の礎を築く。近年では、「楢山節考」の再演に取り組み、大きな成果をあげている。

profile

野村萬斎(のむら・まんさい)

1966年生。祖父・故六世野村万蔵及び父・野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。東京芸術大学音楽学部卒業。「狂言ござる乃座」主宰。 国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、現代劇や映画・テレビドラマの主演、舞台『敦―山月記・名人伝―』『国盗人』『子午線の祀り』など古典の技法を駆使した作品の演出、NHK『にほんごであそぼ』に出演するなど幅広く活躍。各分野で非凡さを発揮し、狂言の認知度向上に大きく貢献。現代に生きる狂言師として、あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。94年に文化庁芸術家在外研修制度により渡英。芸術祭新人賞・優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞、毎日芸術賞千田是也賞、読売演劇大賞最優秀作品賞等を受賞。世田谷パブリックシアター芸術監督。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開会式・閉会式のチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター。

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石田幸雄(いしだ・ゆきお)

1949年生。野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。すでに数多くの優れた舞台歴を持つ野村家の重要な演者。大曲の『三番叟』『釣狐』『花子』をすでに初演。国内外で狂言・能公演に多数参加、普及に貢献している。主宰していた「雙ノ会」で芸術祭大賞、個人で観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。大胆かつ緻密な演技で、古典はもとより『国盗人』など新しい試みの舞台でも存在感を見せる。普及公演での的確な解説にも定評がある。学習院大学非常勤講師。

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深田博治(ふかた・ひろはる)

1967年生。野村万作に師事。国立能楽堂・能楽三役第四期研修修了。能楽協会会員。万作一門の研鑽会「狂言ざゞん座」同人。すでに『奈須与市語』『三番叟』『釣狐』『金岡』等を披き、「万作の会」の演者の一人として国内外の狂言・能公演に出演。朝日カルチャーセンターをはじめ、全国各地での狂言講座、ワークショップで講師を勤め、狂言の普及に力を注いでいる。出身地・大分で「狂言やっとな会」を主宰している。

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高野和憲(たかの・かずのり)

1972年生。野村万作に師事。国立能楽堂・能楽三役第四期研修修了。能楽協会会員。万作一門の研鑽会「狂言ざゞん座」同人。すでに『奈須与市語』『三番叟』『釣狐』等を披き、「万作の会」の演者の一人として国内外の狂言・能公演に出演。朝日カルチャーセンター・新国立劇場演劇研修所をはじめ、全国各地での狂言講座、ワークショップで講師を勤め、狂言の普及に力を注いでいる。新潟県柏崎市でも狂言教室を持ち、指導に当たっている。

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月崎晴夫(つきざき・はるお)

1964年生。野村万作に師事。能楽協会会員。万作一門の研鑽会「狂言ざゞん座」同人。『奈須与市語』『三番叟』を披き、「万作の会」の演者の一人として国内外の公演で活躍している。また、朝日カルチャーセンターをはじめ、全国各地のワークショップで講師を勤めるなど、狂言の普及に力を注いでいる。

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「埼玉アーツシアター通信」No.82

P.8-9 新春を彩る舞台 新春狂言『万作・萬斎の世界』野村万作 Interview 取材・文◎高橋彩子(演劇・舞踊ライター) Photo◎増森 健
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