舞台「ムサシ」 制作発表レポート
舞台「ムサシ」 制作発表レポート
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| (上)左から 吉田鋼太郎、鈴木杏、白石加代子、辻萬長、井上ひさし (下)左から 小栗旬、蜷川幸雄、藤原竜也 (敬称略) |
舞台「ムサシ」の制作発表が行われ、作者の井上ひさしさん、演出の蜷川幸雄芸術監督、俳優の藤原竜也さん、小栗旬さんら出演者が出席し、意気込みや抱負を語った。 台本を担当する井上さんは、20数年前にブロードウェイで「宮本武蔵」の舞台化を試みたが、頓挫してしまった経緯に触れ「もう一度新しい考え方で書いてみたい。遺言のつもりで、20数年間の色んな想いを込めて、皆さんにやってよかった仕事だと思われるような台本を書かなければ」。蜷川は、まだ出来上がっていないという台本に期待を込め「私たちは全員佐々木小次郎です。井上『ムサシ』が船に乗って早く来ないかなと思っています」と言うと、同じく台本を待ち切れない様子の出演者をはじめ、会場は笑いに包まれた。 剣豪・武蔵役を演じる藤原さんは「蜷川さんと井上さんという、どでかい壁に挑む怖さもあるが、小栗旬という俳優と肩を並べて挑戦する楽しみもある。とにかく早く素敵な作品を届けたい」、武蔵の好敵手・小次郎役を演じる小栗さんは「6年前に舞台『ハムレット』で共演した時から尊敬し続けている藤原竜也さんと共演できるのがすごく楽しみ。早く稽古をしたい」と語り、その2人と共演する鈴木杏さんは「2人が同じ舞台に肩を並べて立つ、そのすぐ側に立ち会えると思うと嬉しい気持ちでいっぱい。置いて行かれないように必死について行こうと思っています」と意気込みを語った。 井上さんは、手作りの各出演者の人形を肌身離さず持ち歩き、イメージを膨らませているという。その気になる台本について、「国民文学と呼ばれるこの大作(吉川英治「宮本武蔵」)を子どもの頃から何度も読んできて、宮本武蔵が世界で一番偉いと思って育ってきたが、人を殺しながら人格を作っていくのはどこかおかしいのではないか」「原作批判ではなく、人を殺してまで成長していく人間をどうして自分はヒーローとして考えたんだろうという読者としての自己批判で展開していくと思う」と構想を語った。 |
| (1月8日) |






















