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蜷川幸雄芸術監督に米国ケネディ・センターよりゴールド・メダルが授与されました


蜷川幸雄芸術監督に米国ケネディ・センターよりゴールド・メダルが授与されました


彩の国さいたま芸術劇場芸術監督である演出家・蜷川幸雄氏に、米国の「ケネディ・センター」国際委員会芸術部門のゴールド・メダルが贈られ、同じくゴールド・メダルを受章した建築家・安藤忠雄氏、バイオリニスト・五嶋みどり氏、歌舞伎俳優・中村勘三郎氏とともに、5月25日に都内で行われた受章式に出席しました。

「ケネディ・センター」は、世界中の素晴らしい舞台芸術を紹介することを使命として設立された、アメリカで初めての国立舞台芸術施設です。ゴールド・メダルは、世界的に顕著な成果を残した芸術家達に贈られており、過去、マイケル・ケイン、ジュディ・デンチ、ヴァレリー・ゲルギエフ、オリビア・ド・ハヴィランド、ジェレミー・アイアンズ、トレヴァー・ナンなどが受賞しています。蜷川幸雄芸術監督は、海外での上演作品、特に2008年に同センターで上演された舞台『身毒丸』が高い評価を受け、今回の受章となりました。

受章式のプログラムより、蜷川幸雄氏について
日本の最も重要な演出家・蜷川幸雄氏は、日本現代劇、近松門左衛門や谷崎潤一郎などの古典劇はもちろん、シェイクスピアやギリシャ悲劇など幅広く演出してきました。

彼は、ロンドン・グローブ座のアーティスティックディレクターの一人で、2002年に名誉大英勲章第三位を受章。そのほか、朝日舞台芸術賞、読売演劇大賞、紀伊国屋演劇賞、芸術選奨文部大臣賞、文化功労者、菊池寛賞など数多く受章しています。

近年の活動では、ニューヨーク リンカーンセンター・フェスティバルに『近代能楽集』で参加、歌舞伎座『NINAGAWA十二夜』で歌舞伎演出に初挑戦、『身毒丸』でケネディ・センターの〈Japan! Culture + Hyper Culture〉に参加。2006年には、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督に就任、55歳以上の団員からなるユニークな演劇集団「さいたまゴールド・シアター」を設立。また、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる「ザ・コンプリート・ワークス」に日本で唯一招へいされ、『タイタス・アンドロニカス』を上演しました。

井上ひさし氏の書き下ろしによる『ムサシ ロンドン・NYバージョン』は、今年5月初めにバービカン劇場のBITE(バービカン・インターナショナル・シアター・イベント)に参加し、大成功をおさめたばかりです。