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公演情報
performance information

彩の国さいたま芸術劇場

シネマ・イベント

彩の国シネマスタジオ 『ラスト・ディール 美術商と名前を失した肖像』

彩の国シネマスタジオ 『ラスト・ディール 美術商と名前を失した肖像』

2020年10月
 22日() 10:30/14:30
 23日(金) 10:30/14:30
 24日(土) 10:30/14:30 

(1日2回、計6回上映)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制

【重要】彩の国シネマスタジオ/新型コロナ感染症拡大防止対策とご来場の皆さまへのお願い

※国・埼玉県のイベント取扱い方針に基づく新型コロナウイルス感染症防止ガイドライン等の改正により、客席の入場定員制限が緩和されました。

 

謎の肖像画がもたらす人生の真価!

家族を捨て、仕事に生きた男が出会った「運命の絵」は作者不明。引退間際、孫とともに挑む、人生すべてをかけた”最後の大勝負”がいまはじまる! 

その絵は、誰が描き、どこからきて、なぜ署名がないのか。

絵画に魅せられ生涯を捧げた男とその家族がたどり着いた”本当に価値あるもの”とは?胸を打つエモーショナルなラストに心震える感動作!

 

 卓越したストーリーテリングの名手であるクラウス・ハロ監督の最新作。過去監督作5作品中4作がアカデミー賞外国語映画賞フィンランド代表に選出され、”フィンランドを代表する監督”と称されている。これまでに世界の映画祭で60以上の賞を受賞しており、長編デビュー作で03年ベルリン国際映画祭クリスタル・ベア賞を受賞したほか、出世作『ヤコブの手紙』(11)ではフィンランドのアカデミー賞と呼ばれるユッシ賞で4冠に輝き、前作『こころに剣士を』(15)は代表に選ばれただけでなく、ゴールデングローブ賞外国語映画賞にもノミネートされた。

 本作では、前作『こころに剣士を』の脚本家と再タッグを組み、引退間際、自身の存在証明のためにも究極の絵画作品を見出したいと願う老美術商と、長年確執を抱えたままの家族が出会った「幻の名画」をめぐるそれぞれの悲喜や葛藤を、丁寧に、エモーショナルに描き出した。18年トロント国際映画祭コンテンポラリーワールドシネマ部門に正式出品されると、その後、世界各地の映画祭で上映され喝采万来となった。

 

 また、本編を彩るヨーロッパの国宝級の美術品の数々と現代フィンランドの美しい街並も、本作の見どころにひとつとなっている。本作に登場するマリア・ヴィークやヒューゴ・シンベリといったフィンランドで国宝級と呼ばれる画家の絵画を含む美術品の殆どは、”芸術の拠点”と呼ばれる国立アテネウム美術館や現地の複数のギャラリー、フィンランド国立公文図書館などの協力により実現した。さらに主人公の老美術商が暮らす街・ヘルシンキの都心部は、ロシア領時代の趣を残したその美しさそのままに映し出されており、中でも1852年創業以来営業を続けている、ヘルシンキ最古のベイカリー「エクベリ」からも全面的な協力を得て、街とともに年を重ねた主人公の生活を鮮やかに切り取っている。

あらすじ

 フィンランドの首都ヘルシンキで長年ちいさな美術商を営むオラヴィ・ラウニオ、72歳。毎朝の日課は昔馴染みのベイカリーでプリオッシュを購入すること。顧客リストは手書きで管理、領収書はタイプライターで発行、まるで何十年も時が止まっているかのような古びた店も、オラヴィにとってはかけがえのない居場所だ。しかし、近頃はオンラインギャラリーの勢いにおされ、客足も遠のき資金繰りも悪化。店をたたむことも考え始めたが、それでもまだ絵画への情熱は冷めていなかった。

 ある日、仕事を優先して家族も顧みてこなかったことで長年音信不通だった娘に頼まれ、問題児の孫息子・オットーを職業体験のため数日預かることに。その矢先、美術商仲間に誘われ近所のオークションハウスの下見会に顔を出すことになったオラヴィは、そこで、ある一枚の肖像画に目を奪われる。一目で価値ある作品だと確信したが、絵には署名がなく、作者不明のまま数日後のオークションに出品されることが判る。

 「あと一度だけでいい、幻の名画にかかわりたい」という思いにかられたオラヴィは、孫のオットーとともに作者を探し始める。その画風から近代ロシア美術の巨匠イリア・レーピンの作品との確証を掴むが、画家の命である署名がないことを気に掛けながらも、オークションに向け資金繰りに奔走。その折りに娘親子が自分の知らない所で大きな苦労をしていたことを知る・・・。

 

 

公演インフォメーション

上映日時

2020年10月
 22日(木) 10:30/14:30
 23日(金) 10:30/14:30
 24日(土) 10:30/14:30
 

(1日2回、計6回上映)

会場

彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール

作品情報

【監 督】 クラウス・ハロ

【脚 本】 アナ・ヘイナマー

【出 演】 ヘイッキ・ノウシアイネン、ピルヨ・ロンカ、アモス・ブロテルス ほか

 

(2018年/フィンランド/95分)

主催

特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク

提携

彩の国さいたま芸術劇場

必ずお読みください

◆マスクを着用されていない方はご入場いただけません。会場内では常時マスクの着用をお願いいたします。

◆受付時に検温を実施します。37.5度以上の熱があった場合は、入場をお断りさせていただきます。予めご了承ください。

◆新型コロナ感染症拡大防止の対策のため、入場にあたってお名前と連絡先の記入をお願いしています。

◆国・埼玉県の新型コロナ感染症防止ガイドラインの改正により、入場定員数制限が緩和されましたので、従前どおり通常定員数・自由席でご入場いただけます。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策についての詳細はこちらもあわせてご確認ください。ご来場の前にご一読をお願いいたします。

チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席自由】

一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込)
※前売券なし・当日現金支払いのみ・各回入替制・整理券制
*学生証を確認する場合がございます。

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