彩の国さいたま芸術劇場

ピアノ・エトワール・シリーズ Vol.15 エフゲニー・ズドビン


ピアノ・エトワール・シリーズ Vol.15
エフゲニー・ズドビン

唯一無二の感性、衝撃の日本デビュー
1980年サンクトペテルブルク生まれ。87年にサンクトペテルブルク音楽院へ入学。90年にベルリンで研鑽を積んだ後、97年よりロンドンに居を構え、王立音楽院でクリストファー・エルトンに師事。2005年、スカルラッティのソナタ集でCDデビューし、圧倒的な賞賛を浴びる。その後の録音やラフマニノフのリサイタルでも好評を博し、チャイコフスキーとメトネルのピアノ協奏曲第1番により、世界でもっとも興味深く刺激的な若手演奏家の一人として賞賛され、以後リリースしたCDも高い評価を受ける。06年にヨーロッパ、北米ツアーを実施。07年には、アメリカのアスペン音楽祭、フランスのラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ニューヨークのメトロポリタン博物館ピアノ・フォルテ・シリーズにデビュー。アシュケナージ指揮サンフランシスコ響をはじめ、多くのオーケストラとの共演で活躍の幅を広げ、08年にはヤン=パスカル・トルトゥリエ指揮BBCフィルハーモニックとの共演でBBCプロムス・デビューを果たす。
エフゲニー・ズドビン

私は、芸術的に意味深く、効果的なプログラムをできるかぎり組みますが、早い段階で組んだプログラムについては、より良いプログラムに変更することが時に必要となるのです。
 変更後のプログラムは、演奏に際してよりまとまりがあると同時に、様式の多様性とコントラストをお示しできる、皆様にとっても多彩なものになったと考えております。
 まず、スカルラッティとショスタコーヴィチのシリアスで機知に富んだ作品を、ショパン、リスト、ラヴェルのロマンティックな性格小品と並べてみました。加えて、このプログラムのテーマとして、ロマン主義時代の音楽の物語的な側面、いわゆる「標題」音楽についての探求を試みています。ショパンのバラード―ポーランド(ポーランド=リトアニア)の詩人アダム・ミツキエヴィチから実際に影響を受けたものであるかどうか議論の余地があるとはいえ― やラヴェルの《夜のガスパール》における物語的な要素はことさら際立っています。調性の多義性や印象主義的な音の響きに対するリストのすぐれた理解力によって生み出されたエチュード〈夕べの調べ〉は、時代に先駆けたものとして位置づけられるとともに、ショパンの極めて表現的な響きの世界と《夜のガスパール》の幻覚世界とをつないでいるのです。
 皆様にこのたびのプログラムを楽しんでいただけることを強く望んでおります。

エフゲニー・スドビン

公演インフォメーション

日時: 2011年1月22日(土)開演15:00

会場: 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

曲目:

  • スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K466
  • スカルラッティ:ソナタ ト長調 K455
  • スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K27
  • ショスタコーヴィチ: 前奏曲第2番 イ短調 作品34-2
  • ショスタコーヴィチ:前奏曲第6番 ロ短調 作品34-6
  • ショスタコーヴィチ:前奏曲第17番 変イ長調 作品34-17
  • ショスタコーヴィチ:前奏曲第24番 ニ短調 作品34-24
  • ショパン:バラード第3番 変イ長調 作品47
  • ショパン:バラード第4番 ヘ短調 作品52
  • リスト:超絶技巧練習曲第11番 「夕べの調べ」
  • ラヴェル:夜のガスパール
  •  
  • ※シリーズの3回セット券発売時に発表したプログラムについて、出演者の希望により曲目を下記の通り変更いたします。録音が高い評価を受けて、ヨーロッパ音楽界の注目を集めるきっかけとなったスカルラッティのソナタをはじめ、よりスドビンの魅力を感じていただけるプログラムとなりましたので、何卒ご了承くださいませ。

チケットインフォメーション

料金:

 

  正面席バルコニー席学生席(バルコニー席)
1回券一般3,500円2,500円1,000円
メンバーズ3,150円--
3回セット券
(Vol.13〜Vol.15)
9,000円7,500円-

発売日: 3回セット券:【一般】2010年2月20日(土) 【メンバーズ】2010年2月11日(木・祝)
※セット券の一般発売初日は窓口販売のみ。
1回券:【一般】2010年9月4日(土)【メンバーズ】2010月8月28日(土)

2010年
2009年
2008年
2007年