彩の国さいたま芸術劇場

TOP

彩の国さいたま芸術劇場

『ムサシ ロンドン・NYバージョン』

『ムサシ ロンドン・NYバージョン』初日前日会見レポート


『ムサシ ロンドン・NYバージョン』初日前日会見レポート


現在、彩の国さいたま芸術劇場で上演中の『ムサシ ロンドン・NYバージョン』。その初日前日、さいたま芸術劇場のロビーで、出演者の藤原竜也さん、勝地 涼さん、鈴木 杏さん、蜷川幸雄芸術監督による会見が行われ、大成功を収めたイギリス・ロンドンのバービカン劇場(5月5日〜8日)での感想をそれぞれ語っていただきました。

ロンドン公演では、「ムサシ」の作者である井上ひさしさんの死去のお知らせと遺影をロビーに設置し、井上さんの作品がロンドンのお客さんに伝えることができるかどうか、緊張していたという皆さん。


藤原竜也:
(敬称略)

「井上さんの作品が受け入れられるか不安があったが、ロンドンでいい評価をいただいたので、その熱を冷ますことなく、しっかりとやりたい」


蜷川幸雄:

「ロンドンでは、初日からスタンディングオーベーションで、井上さんの作品には世界性があるということを実感した」「『ムサシ』には、突然踊りだすダンスのシーンがあるのですが、イギリスの芝居にはそういうスタイルがないから、それも含めて受け入れられるか緊張していたのですが、終わった後の拍手で、僕らの緊張が解けました」


勝地 涼:

「井上さんの作品が、ロンドンの方々に伝わったことが嬉しくて興奮した。終わったあとは震えがきました」


鈴木 杏:

「現場はすごく緊張感が漂っていて、怖さも楽しみもあったけれど、3時間駆け抜けて、作品を受け止めてもらえたということは、誇りですし、自信につながりました。拍手の大きさにも、お客様の熱量を感じることができました」


ロンドン公演では、現地各紙から「完璧な物質的表現の美しさ」「舞台は美しく、禅寺と庭、そして風に揺れる高い竹の転換は、ロンドンの数ある舞台の中でも特筆に値する」などと絶賛され、星5つ、星4つの評価をいただき、俳優の演技についても「藤原と勝地は唯一無二の素晴らしさ」「鈴木杏と白石加代子は喜劇的かつ感動的」「吉田鋼太郎の演技に心打たれた」などと称賛され、蜷川さんは「俳優たちが、名前を挙げて褒めてもらえたのが、大変誇らしい」と嬉しい様子。

『ムサシ ロンドン・NYバージョン』は、6月10日まで彩の国さいたま芸術劇場で、その後、7月8日〜10日までニューヨークのリンカーン・センターで上演します。ニューヨーク公演について蜷川さんは、「もともとブロードウェイにのせるために井上さんが発想した芝居ですから、井上さんの想いが届くといいなと思っている」と思いを語りました。