理事長ごあいさつ | 財団について
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2020年6月10日

(公財)埼玉県芸術文化振興財団理事長 加藤容一

理事長ごあいさつ

(公財)埼玉県芸術文化振興財団理事長 加藤容一

このたび、公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団理事長に就任いたしました加藤容一でございます。就任にあたりご挨拶申し上げます。

まずは、世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、当財団にも大きな影響を及ぼしています。これまで、彩の国さいたま芸術劇場と埼玉会館のご利用の自粛や財団主催公演の中止など、両館のご利用を予定されていた皆様に多大なご迷惑をおかけすることとなりました。財団の代表として心からお詫び申し上げます。

しかし、今後しばらくの間は“彩の国「新しい生活様式」安心宣言”のもと、彩の国さいたま芸術劇場と埼玉会館のご利用の際には「新型コロナウイルス感染拡大防止のための施設利用ガイドライン」に沿ったご利用をいただくことになります。
何卒、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

当財団は、1993年(平成5年)7月1日に設立され今年で27年目を迎えました。
この間、彩の国さいたま芸術劇場では世界のトップアーティストの招聘や故蜷川幸雄芸術監督のもと彩の国シェイクスピア・シリーズなど国内外に埼玉独特の舞台芸術作品を発信することにより日本有数の公共劇場としてのご評価をいただいております。また、埼玉会館は建物として日本モダニズム建築の旗手前川國男氏の設計という歴史的・建築的な価値の評価と、上質なクラシックコンサートなどで評価を得ております。

さて、当財団は令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間、彩の国さいたま芸術劇場と埼玉会館の指定管理者として埼玉県から指定を受け、これに伴う第5期目の中期経営計画を策定いたしております。
この中期経営計画は、
1 施設の特性を踏まえた質の高い作品の創造と発信及び芸術文化の振興を通じた
「地域づくりの核」としての役割の徹底
2 県内の芸術文化振興を図るための県立芸術文化拠点施設としての独自事業の展開
3 高い芸術性と採算性のバランスを意識した効率的な経営
の3つの経営目標を掲げ、精力的に事業推進を行うこととしています。

しかしながら、新型コロナウイルスの収束にはまだ時間がかかると考えられ、国内では感染リスクと背中合わせの段階的な社会経済活動が再開されておりますが、当財団でも事業等を展開するうえでの制約があり、これらを解決しながら事業展開を図っていくこととなります。
当財団が推進しようとしている舞台芸術や音楽などは、まさに目の前で鑑賞することで心の高まりや感動を呼び、演技者・演奏者とお客様との一体感・臨場感がもたらす精神的豊かさは、人々にとっては欠かすことのできないものであると考えます。
新型コロナウイルス対応を契機に、人々の生活観や行動に変化があるのではと想定はされますが、その対応も含めた諸々の課題解決のため、財団がこれまで培ってきたノウハウと英知を結集し、これからの新しい時代の芸術文化のあり方も含め模索し、財団の目的である芸術文化の一層の振興を図り、豊かさとゆとりを実感できる県民生活の実現に向けて全力で推進してまいります。

今後も彩の国さいたま芸術劇場と埼玉会館をご愛顧賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様が一日も早く安寧な生活を取り戻すことができますようご祈念申し上げます。

2020年6月10日

[プロフィール] (かとう・よういち)

1978年4月 サッポロビール株式会社入社
サッポロ不動産株式会社代表取締役社長
サッポロホールディングス株式会社常務取締役
株式会社さいたまアリーナ代表取締役社長などを歴任
2020年6月 (公財)埼玉県芸術文化振興財団理事長就任

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